【知っておきたい】土地探しでおすすめのサイト5選!見るポイントもご紹介
いざ家づくりを始めて土地を探すことにしたけど、どうやって探せばいいか分からない、なんて方も多いのではないでしょうか。
- 条件に合う土地はどうやって探すのか?
- どの土地情報検索サイトがいいのだろうか?
- 土地情報検索サイトではどのような部分を見て探せば良いのか?
- 良い土地を抜けの無いように探し出したい!
このような悩みがある方は、読み進んでいただければと思います。
良い土地を漏れなく探し出して比較検討したい!
そのためには良質な情報と量が重要になってきます!
ここからは土地探しでおすすめのサイトと土地探しについてご紹介していきます!
- 土地探しでおすすめのサイト
- 土地の探し方のコツ
理想のお家を建てるには良い土地情報を探すことが大切!
その情報を集めるには様々な方法がありますが、最も効率的なのが土地情報検索サイトで探すことです。
理由は新着の土地情報も早く掲載され、その物件数も豊富だから!
今回はこの記事を参考にして土地探しを進めてみてください。
実際の使用感などの感想を踏まえご紹介します。
土地探しのおすすめサイト5選
土地探しのおすすめサイトをご紹介します。
場所と時間を気にせず自分のペースで土地探しできるところがポイントです。
いくつかのサイトを網羅的に見ていくと希望エリアの相場感分かってきますので参考にしてくださいね。
- at home(アットホーム)
- SUUMO(スーモ)
- LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)
- goo住宅・不動産
- 不動産ジャパン
代表的な情報サイト
| |||
サイト名 | アットホーム | スーモ | ライフルホームズ |
土地物件掲載数 (全国) | 162,652件 | - | 74,680件 |
土地物件掲載数 (東京) | 8,646件 | 8,648件 | 6,670件 |
土地物件掲載数 (大阪) | 5,625件 | 6,857件 | 4,468件 |
土地物件掲載数 (愛知) | 13,758件 | 7,707件 | 5,107件 |
土地物件掲載数 (福岡) | 6,284件 | 3,313件 | 1,669件 |
特徴を詳しく解説していきます。
1. at home(アットホーム)
出典:土地の物件情報を探す|at home (アットホーム)
企業名 | アットホーム株式会社 |
創業 | 1967年12月 |
企業理念 | クリーン&フェアの精神のもと 真の適応と独自性の追求 |
行動基準 | 社会への貢献、自己実現の追及で 企業も個人もカッコよく |
アットホームは、加盟不動産店数が6万店を超える不動産情報サイトです。
不動産会社から直接依頼を受けた物件を掲載しており、情報量も多いのが強みです。
メリット
- 加盟・利用不動産店数61,195店
- 土地物件掲載数162,652件
- 条件に合った土地特集で探せる
- 専用スマホアプリで手軽に探せる
- お気に入り登録で物件を集約できる
- 空き家バンクでも探せる「アットホーム空き家バンク」
- 公売物件情報もある「アットホーム官公庁物件情報」
※加盟利用店数・物件掲載数は2024年6月23日現在
条件に合った土地探し特集で探すこともできます。
- 高台にこだわって土地を探す
- 平坦地で探す土地特集
理想に沿った土地が見つけやすくなります。
専用スマホアプリで、外出先から気になった時に探せるのも便利!
気になった物件はお気に入り登録しておけば後で比較検討や、ほかのお気に入り登録者数が分かるので人気度も確認できます。
全国の自治体からも掲載依頼や参画した「空き家バンク」や「官公庁物件情報」もあり、不動産会社からのみの掲載物件とは違った情報源からも土地を探すことができます。
不動産購入時のお役立ち記事や不動産用語集も充実しているので、活用できます!
2. SUUMO(スーモ)
出典:土地購入(宅地・分譲地・売地)情報探しならSUUMO(スーモ)土地|SUUMO(スーモ)
企業名 | 株式会社リクルート |
創業 | 2012年10月1日(株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立) |
経営基本理念 | 私たちは、新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す。 |
目指す世界観 | Follow Your Heart |
果たす役割 | まだ、ここにない、出会い。 より速く、シンプルに、もっと近くに。 |
スーモは、株式会社リクルートが運営する不動産や住宅の総合ポータルサイトです。
こちらも不動産会社からの1次情報を掲載しており、物件数も豊富です。
メリット
- 条件や人気のテーマで探せる
- 質問コーナーでは複数の不動産会社のプロが答えてくれる
- 実際に相談・購入した人の接客評価とコメントが参考になる
- 家づくりの総合的な相談窓口「スーモカウンター」がある
- 土地探しに関するノウハウ情報が充実
- スマホアプリあり
人気テーマやフリーワードでも検索できるので、条件を絞り込んで検索できます。
質問コーナーでは、実際の土地の選び方や購入の流れなど、皆が気になる「よくある質問」に複数の不動産会社のプロが回答してくれているので、参考になります。
例えば、「スーモ土地関東版」で「希望条件を伝えたら、物件を探してくれるの?」の質問に対し、1100件もの不動産会社からの回答が寄せられています。
そんなにもたくさん回答が寄せられているのね!
もし同じ物件情報が複数掲載されていた場合に、接客評価やコメントがあれば、どの不動産会社に問い合わせするかの判断材料になると思います。
土地探しを含め、暮らしを総合的に相談したい場合には「スーモカウンター」の経験豊富なアドバイザーに相談がおすすめです。
SUUMO情報誌シリーズも発行されているので、紙媒体でも情報収集可能!
3. LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)
出典:全国の土地を探す|LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)
企業名 | 株式会社LIFULL |
設立 | 1997年3月12日 |
社是 | 利他主義 |
経営理念 | 常に革進することで、より多くの人々が心からの 「安心」と「喜び」を得られる社会の仕組みを創る |
LIFULL HOME’Sは、株式会社LIFULLが運営する日本最大級の不動産・住宅情報サイトです。
メリット
- 検索方法が豊富で使いやすい
- 住んだ人に聞いた街の特徴がわかる
- 暮らしの相談ができる「住まいの窓口」がある
- Iターン・Uターンでおすすめの移住相談集約サイトがある「LIFULL 地方創生 LOCAL MATCH」
- 空き家バンクでも探せる「LIFULL HOME’S 空き家バンク」
- 引っ越し業者比較と見積もとれる「LIFULL引越し」
- 専用アプリで探す
検索方法は、
「車からの移動時間で探す」や
「通勤・通学時間で駅を探す」など面白い検索方法があります。
例えば、
目的地を入力して「車で20分以内」を選択すると地図上にその範囲が色付けされ、その範囲内で土地を探すことができます。
あわせてスーパーや学校などの生活環境やハザードマップもその地図内に反映でき、一目で把握ができる点は実用的です。
検索方法が多いのはありがたいね!
その街に住んだ人のアンケートを基に、街の特徴や利便性のホンネの声を紹介している有益な情報もあり参考になります。
土地探し以外にも相談したい点がある人は、ハウジングアドバイザーに無料相談できる「住まいの窓口」もぜひ活用を!
また地方移住を検討している人は、純粋に土地探しする以外に移住相談窓口から土地エリア選定を検討してみるのも良いと思います。
参画している各自治体の移住相談窓口がまとめられていて、その地域の魅力紹介や支援制度も案内されています。
そして土地探し終了後は、引っ越し業者比較と見積依頼ができるのでついでに依頼しておけば便利です。
4. goo住宅・不動産
出典:土地(宅地・分譲地・売地)を探す|goo住宅・不動産
企業名 | 株式会社NTTドコモ |
営業開始日 | 1992年7月1日 |
企業理念 | 私たちは 「新しいコミュニケーション文化の世界の創造」に向けて、 個人の能力を最大限に生かし、 お客様に心から満足していただける、 よりパーソナルなコミュニケーションの確立をめざします。 |
ブランドビジョン | あなたと世界を変えていく。 |
goo住宅・不動産は、株式会社NTTドコモが運営する不動産総合サイトです。
元々はNTTレゾナントが運営していたが2023年7月に親会社のNTTドコモに吸収合併された。
掲載物件情報は不動産会社からの直接情報ではなく、「at home」、「SUUMO」、「LIFULL HOME’S」の3サイトから提供された土地情報を掲載しているため、今回ご紹介のサイトの中では土地掲載数最多。
大手3サイトを1つのサイトで横断的に探せるのは魅力的だわ!
メリット
- 土地物件掲載数204,407件(2024年6月27日)
- 土地掲載数が豊富(3つの不動産情報サイトの物件情報を網羅的に掲載)
- スマホアプリで探せる
- 自治体の行政サービスも記載があるのでわかりやすい
- 地域情報や助成金情報が充実
土地検索方法は他サイトとほぼ同じように探せるので使いやすい。
同じ物件が複数掲載されている場合もありますが、問い合わせする会社を選ぶことが可能になります。
物件情報には該当する自治体の行政サービスも記載されているので、土地選定の際に参考になります。
5. 不動産ジャパン
出典:不動産ジャパン
運営 | 公益財団法人不動産流通推進センター |
創業 | 1980年11月 |
不動産ジャパンは、公益財団法人不動産流通推進センターが運営する総合不動産情報サイトです。
日本の大多数の不動産会社が加盟する不動産流通4団体から提供される不動産の物件情報が掲載されています。
- 公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会
- 一般社団法人 不動産流通経営協会
- 公益社団法人 全日本不動産協会
- 一般社団法人 全国住宅産業協会
公益財団法人が運営だと安心感がありますね!
メリット
- 土地情報が豊富(不動産流通4団体から情報提供)
- 「不動産トピックス」では不動産関連の幅広い情報が得られる
- 全国13万社の不動産会社も検索できる
- 全国自治体の助成金情報などが集約されて確認しやすい
サイト内の「不動産トピックス」では不動産に関するニュースや暮らしに役立つ調査データなどが見れるので参考になります。
物件情報を提供している不動産流通4団体は、全国の9割以上の不動産会社が加盟しているので不動産会社検索もできるようになっている。
検討しているエリアの自治体情報(助成金・暮らし・子育て)が充実しているのもありがたい!
不動産会社が検索できるのもよさそう!
土地探しサイトの見るべき順番とポイント
サイトで土地探しを始めてみたものの、どのようなポイントを見れば良いのかが分からない、そんな声にお応えいたします。
ここからは住宅を建築するための土地探しで、実際のプロ目線での土地情報を見るポイントを順番に解説していきます。
自分で探す場合はどこのポイントを見ればいいの?
用途地域
まず第一に用途地域と都市計画を確認。
この都市計画で「市街化区域」かどうかを確認(記載がない場合もあります)
「市街化調整区域」は原則は建物を建築できない場合が多いので、一旦スルー。
用途地域が下記に該当するか確認
- 第一種低層住居専用地域
- 第二種低層住居専用地域
- 第一種中高層住居専用地域
- 第二種中高層住居専用地域
- 第一種住居地域
- 第二種住居地域
- 準住居地域
- 田園住居地域
- 近隣商業地域
- 商業地域
- 準工業地域
- 工業地域
- 工業専用地域(←住宅建築不可のため除外する)
市街化区域であれば、とりあえず良さそうね♪
地目
地目とは、土地の用途のこと。
ここは「市街化調整区域」の土地が掲載されていた場合の話ですが、地目が「宅地」かどうかを確認。
宅地であれば調整区域でも住居建築できる可能性があります。
その場合にサイトを見る際は「建築不可」「新宅地のため要件必要」などの記載があれば一定の要件を満たさないと建築ができないので、除外。
上記の記載がなく「調整区域」で「地目が宅地」の場合は、住宅建築可能かどうかをその取扱い不動産会社か土地探しを依頼している建築会社へ確認。
ん~なんか難しいそう。地目が「宅地」だと可能性がありそうね!
建築条件の有無
建築条件とは、「土地の売主が指定する建築会社で一定期間内で建築契約をする」という条件がついたものです。
この条件が付いた土地が建築を検討している建築会社であれば問題ないですが、それ以外の場合は除外してきましょう。
まれに「建築条件を外す」交渉も可能です。
その場合は売出価格に金額が上乗せされる場合が多いです。
建築条件なんてあるのね。
土地の高低差
住宅建築に際しては、土地高低差がなく平坦であれば建築しやすいメリットがあります。
例えば、道路から1~2mも土地が高い場合は、下記のような土地価格以外にも余分な費用がかかる場合があります。
- 車乗り入れのために、駐車場部分の土を処分する費用
- 敷地から土が流失しないように土留めや擁壁を建てる費用
- 建物基礎を深くする必要が出てくる場合は建築費UP
- 玄関までのアプローチで階段段数が増える外構費用
逆に前面道路から下がった低い土地も懸念点はあります。
- 土地高さを上げるための造成費用、もしくは建物基礎を高くする費用
- 住宅の雨水や下水を排水する勾配がとれるかどうか、その排水先はあるかどうか
- 雨天時に自分の敷地に水が流れ込んでくる可能性
坂や階段が少ないほうが良いわね!
土地形状
整形地が理想。(正方形や長方形など)
それは駐車計画や建物配置がしやすい。
変形地は比較的土地価格が下がりやすいが、居住性や土地のスペースが無駄に余ってしまう場合もあり、依頼する建築会社の提案力や力量に左右されやすい。
ここは設計士さんの腕にかかっているのね!お願い!
前面道路の幅員
前面道路の幅は4m以上はほしいところ。理想は6m以上。
4mの場合は、接道(土地の道路に接した部分の幅)が狭いと駐車し難い。
道路幅員が4m未満の場合は、セットバックが必要となり自分の土地として使用できなくなるのでご注意。
セットバック・・・ふむふむ!
取引様態
仲介(媒介)か売主の二つの物件に分かれます。
仲介物件であると仲介手数料が発生します。
土地成約価格が400万円以上であれば「成約価格×3%+6万円+消費税」が上限になります。
例:成約価格2000万円の場合(消費税10%)
2000万円×3%+6万円×消費税=726,000円となります。
これが売主物件(売主が直接売出ししており、仲介会社を通さないもの)だと、上記仲介手数料が不要となります。
数としては多くないですが、売主物件を見つけられた場合はラッキーですね!
えっ仲介手数料、高っ!
告知事項の有無
土地を探していると時折見かける、「告知事項あり」の記載。
これは以前に事故や事件、火災などが発生した物件ということです。
よほど気に入った土地であれば別ですが、基本は除外しても良いかと思います。
もし内容が気になるようであれば、直接問い合わせて確認してるのもありです。
へーそうなんだ!
土地探しサイトと併せて確認したいポイント
土地探しサイトにもリンクがあったりもしますが、土地選定の上で参考にしたい情報をご紹介!
ハザードマップ
ハザードマップは洪水や浸水想定エリア、土砂災害危険個所などが表示されています。
特に洪水、浸水エリアの土地を購入する際には理解しておく必要があります。
場合によっては土地造成によって土地の高さを上げて浸水被害の軽減を図るなどの対策検討が必要!
余分な造成費用や過去の浸水被害が気になるようであれば、このエリアの土地は優先順位を下げて探すことも重要です。
最近は豪雨も多いから、浸水エリアは確認したいところね!
過去の土地取引価格
基本的には土地探しサイトで閲覧していくほど相場の雰囲気は何となく分かってきます。
いざ、その土地の申し込みする際は、そのエリアの過去不動産取引価格が分かると価格の妥当性判断に役立つと思います。
下記で国土交通省が不動産取引の当事者にアンケート調査した取引価格情報が確認できます!
実際の取引価格がどうだったかは参考になるわね!
まとめ:土地探しおすすめサイト
土地探しのおすすめサイトはいかがでしたでしょうか。
住宅建築において土地探しは、現地を見に行ったり、様々な確認すべき事項があったりと結構労力を使います。
ここでご紹介したサイトと探す際のポイントを参考にしてぜひご活用ください!
良い土地が見つかることを応援しています♪